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白鷺三十六景 — No.34
第三十四景

三の丸薪能 闇夜の白鷺

第55回姫路城薪能 / 三の丸広場にて

姫路城 — 第三十四景 三の丸薪能 闇夜の白鷺(姫路城三の丸広場から、春の夜)
姫路城三の丸広場 2026.05.22 · Leica M10 + Summilux 50mm · Photo: Toji Masaya
季節
時間帯
撮影日
機材
Leica M10 + Summilux 50mm

「姫路お城まつり」の幕開けを飾る、第55回姫路城薪能。青く照らされた白鷺城を借景に、篝火と能・狂言が交錯する、年に一度だけの絶景です。

物語

毎年5月、「姫路お城まつり」の幕開けを飾る薪能。2026年はその第55回目という節目の年でした。番組は能「胡蝶」、狂言「狐塚」(火入れ式を挟んで)、能「天鼓」の三本立て。三の丸広場の特設舞台で、午後6時に開演します。

舞台は厳かに進みます。観客は息を殺し、シャッター音さえ気になるほどの静けさのなかで、篝火の爆ぜる音と謡が闇を切り取っていく——三脚は許されません。

撮影者にとって、この場は試練です。青く照らされた天守、揺れる火、闇のなかを舞う演者。これだけ明暗の幅がある被写体を一枚に収めようとすると、夜のISOと格闘することになります。実はこの一枚も、よく見ると演者は少しぶれています。止めると雰囲気が死ぬので諦めました。夜の能とは、たぶんそういうものだと思いながら。

ところが、同じ場面をXiaomi 17 Ultraはぜんぶ綺麗に収めてしまう。ぶれもノイズも、AIが見事に整えてくれる。スマホはついにここまで来たのか、と素直に感じた夜でした。

青白く浮かぶ白鷺城を、火が静かに見上げている。白鷺三十六景、第参拾四景。

撮影のヒント

  • 場所姫路城 三の丸広場
  • マナー非常に厳粛な催しです。シャッター音にも気を遣い、私語は控えめに。三脚・一脚の使用は不可です。
  • 撮影のヒント城・篝火・舞う演者と明暗差が極端で、動きを止めれば暗くなり、雰囲気を残せばぶれる、というジレンマ。スマートフォンのAI夜景モード(Xiaomi 17 Ultra など)が驚くほど良く撮れます。

ここで撮る

姫路城三の丸広場
34.837227, 134.69334
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