白鷺三十六景 — No.34
第三十四景
第三十四景
三の丸薪能 闇夜の白鷺
第55回姫路城薪能 / 三の丸広場にて
「姫路お城まつり」の幕開けを飾る、第55回姫路城薪能。青く照らされた白鷺城を借景に、篝火と能・狂言が交錯する、年に一度だけの絶景です。
物語
毎年5月、「姫路お城まつり」の幕開けを飾る薪能。2026年はその第55回目という節目の年でした。番組は能「胡蝶」、狂言「狐塚」(火入れ式を挟んで)、能「天鼓」の三本立て。三の丸広場の特設舞台で、午後6時に開演します。
舞台は厳かに進みます。観客は息を殺し、シャッター音さえ気になるほどの静けさのなかで、篝火の爆ぜる音と謡が闇を切り取っていく——三脚は許されません。
撮影者にとって、この場は試練です。青く照らされた天守、揺れる火、闇のなかを舞う演者。これだけ明暗の幅がある被写体を一枚に収めようとすると、夜のISOと格闘することになります。実はこの一枚も、よく見ると演者は少しぶれています。止めると雰囲気が死ぬので諦めました。夜の能とは、たぶんそういうものだと思いながら。
ところが、同じ場面をXiaomi 17 Ultraはぜんぶ綺麗に収めてしまう。ぶれもノイズも、AIが見事に整えてくれる。スマホはついにここまで来たのか、と素直に感じた夜でした。
青白く浮かぶ白鷺城を、火が静かに見上げている。白鷺三十六景、第参拾四景。
撮影のヒント
- 場所姫路城 三の丸広場
- マナー非常に厳粛な催しです。シャッター音にも気を遣い、私語は控えめに。三脚・一脚の使用は不可です。
- 撮影のヒント城・篝火・舞う演者と明暗差が極端で、動きを止めれば暗くなり、雰囲気を残せばぶれる、というジレンマ。スマートフォンのAI夜景モード(Xiaomi 17 Ultra など)が驚くほど良く撮れます。
ここで撮る
姫路城三の丸広場
34.837227, 134.69334
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