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Shirasagi
Sanjūrokkei
葛飾北斎の富嶽三十六景に倣い、
故郷・姫路城を36の視点で切り取る試み。
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先日、上野のパンダを毎日撮り続けていたカメラマンのニュースを見ました。 そこで感じたのは、「毎日そこに居続けて、愛を持って撮る人には、どんなに技術のあるカメラマンも敵わない」という真実です。
私にとっての姫路城も同じです。 幼い頃から見続けてきた原風景としての城。 そして、30年間の香港生活を経て、外からの視点で再認識した「美しさ」への驚き。
一度離れたからこそ分かる価値と、今そこに戻り、毎日通えるという幸福。 「還暦を過ぎて、時間があれば必ず城へ向かう」という私の執念は、たまに訪れる誰よりも多くの「奇跡の瞬間」に出会わせてくれます。
私が目指すのは、葛飾北斎が「富嶽三十六景」で描いたような世界です。 近景には人々の営みを、中景には移ろいゆく季節を、そして遠景には変わらぬ姿で佇む城を。
私が撮りたいのは、単に上手な写真ではなく、愛し続けた人間にしか見せてくれない、そんな姫路城の素顔です。