白鷺三十六景 — No.29
第二十九景
第二十九景
菱の門 桃山の華と開門の記憶
歴史に触れる夜 / 菱の門の前にて
料金所を抜けて最初に迎えてくれる城内最大の門「菱の門」。安土桃山時代の華やかな様式を伝えるこの門を、特別なツアーで自らの手で開閉した、歴史の重みを感じる忘れられない夜の記録です。
物語
料金所を抜けて、姫路城の中枢へと向かう道すがら、最初に私たちを迎えてくれるのがこの立派な「菱の門」です。
実戦的で無骨な門が多い姫路城の中で、この門は安土桃山時代の華やかな建築様式を色濃く残しています。特に、2階部分にある釣り鐘のような形をした「火灯窓(かとうまど)」の曲線美や、黒漆塗りの格子窓と全体を覆う白漆喰のコントラストは、ため息が出るほど見事です。
実は、この写真を撮影した「姫路城プレミアムナイトツアー」では、参加者が二手に分かれて、実際にこの重厚な門の「開門」と「閉門」を体験させていただきました。数百年の歴史を持つ本物の城門を自らの手で動かしたあの瞬間のずっしりとした重みと感動は、今でも私の心に強く焼き付いています。ただ美しい建物を眺めるだけでなく、歴史に直接触れることができた、非常に思い出深い体験と一枚です。
撮影のヒント
- 場所姫路城 菱の門(入城口を抜けてすぐ)
- 撮影のヒント2階部分にある釣り鐘のような形をした「火灯窓(かとうまど)」の曲線美と、黒漆塗りの格子窓、そして白漆喰のコントラストに注目して撮影すると、この門の優雅さが際立ちます。
- 特別な体験年に一度の「プレミアムナイトツアー」では、この歴史的な門を参加者自身の手で開け閉めできるという、他では決して味わえない特別な体験が用意されていました。
ここで撮る
姫路城 菱の門
34.838648, 134.692453
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