白鷺三十六景 — No.27
第二十七景
第二十七景
夜の将軍坂 静寂の石段
夜の将軍坂 / はの門へと続く石段にて
時代劇のロケ地としてお馴染みの通称「将軍坂」。普段は観光客でごった返すこの名物スポットを、年に一度の特別なツアーで「完全無人」のライトアップ状態で捉えた奇跡的な一枚です。
物語
右手に狭間(さま:鉄砲や弓を撃つための穴)が並ぶ土塀を据え、正面に姫路城の天守を望みながら「はの門」へと上っていく石段。ここは、松平健さん主演の時代劇『暴れん坊将軍』で、江戸城内の風景として度々登場したことから、いつしか「将軍坂」という通称で呼ばれるようになりました。
お城の中でも屈指の人気撮影スポットであり、日中は途切れることなく多くの人で賑わっています。しかしこの一枚は、年に一度、わずか3日間にわたって開催される「姫路城プレミアムナイトツアー」に参加したことで、奇跡的に誰もいないライトアップされた状態を独占して撮影することができたものです。
静まり返った夜の将軍坂は、本当に江戸時代にタイムスリップしたかのような凄みがあります。ちなみに、画面左側の石垣から伸びている枝は桜の木です。あと少し季節が進めば、この無人の将軍坂に夜桜が彩りを添える、さらに息を呑むような絶景が見られることでしょう。
撮影のヒント
- 場所通称「将軍坂」(はの門へと続く石段)(座標:34.839546, 134.692916)
- 撮影のヒント坂の下から見上げるように構え、右手に狭間(さま)のある土塀、正面奥に天守閣を配置するのが王道の構図です。
- 特別な背景実はこの写真、年に1回、3日間だけ限定で開催される「姫路城プレミアムナイトツアー」に参加した際の一枚です。誰もいない夜の将軍坂は、この限られた機会にしか見ることができない幻の光景です。
ここで撮る
通称「将軍坂」(はの門へと続く石段)
34.839546, 134.692916
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