白鷺三十六景 — No.14
第十四景
第十四景
北勢隠門 秘境の水鏡
水鏡の城 / 北勢隠門跡にて
姫路城を隅々まで歩き尽くした者だけがたどり着ける、秘密の絶景スポット。名水「鷺の清水」の傍らにひっそりと佇む小さな池に、白亜の天守が逆さに映り込む「水鏡(みずかがみ)」の奇跡です。
物語
この場所は、相当意識して探さないと通り過ぎてしまう、姫路城における「隠しステージ」のような場所です。
城の周囲を内堀に沿ってぐるりと回る際、多くの人はそのまま姫山公園の遊歩道を通り抜けてしまいます。しかし、そこからはこの景色は見えません。かつての城の出入り口であった「北勢隠門跡(きたせがくしもんあと)」の石垣をあえて「外」へと抜け出したとき、初めてこの秘密の風景が目の前に広がります。
そこにあるのは「鷺の清水(さぎのしみず)」と呼ばれる井戸の跡。そのすぐ横にある小さな池の水面がキャンバスとなり、姫路城の壮麗な姿を鏡のように映し出すのです。周囲の木々が色づく紅葉の季節には、赤や黄色の錦秋と白亜の城、そしてその水鏡という、息を呑むような箱庭的絶景に出会うことができます。気が付きにくい場所だからこそ、絶対に訪れてほしいと強くおすすめする名スポットです。
撮影のヒント
- 場所北勢隠門跡の外側(鷺の清水横の小池)
- 撮影のヒント風のない穏やかな日を選ぶと、水面が完全な鏡となり、美しい「逆さ姫路城」を捉えることができます。
- 散策のアドバイス姫山公園を内堀に沿って歩くだけでは見つけられません。紅葉の時期は特に美しいので、宝探しのような感覚でぜひ探してみてください。
ここで撮る
北勢隠門跡
34.841019, 134.691889
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