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白鷺三十六景 — No.07
第七景

男山高台 新緑の連立陣

男山の新緑 / 男山配水池公園にて

姫路城 — 第七景 男山高台 新緑の連立陣(男山配水池公園から、夏の午後)
男山配水池公園 2025.05.20 · Leica M10 + Summilux 50mm · Photo: Toji Masaya
季節
時間帯
午後
撮影日
機材
Leica M10 + Summilux 50mm

360度、見る角度によって全く異なる表情を見せる姫路城。198段の階段を登った先にある男山の頂は、姫路城最大の特徴である「連立式天守」を構成する3つの小天守すべてを立体的に見渡し、大天守と真正面から目が合う奇跡の方角です。

物語

姫路城の建築的な偉大さは、大天守が単独で建っているのではなく、3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)で結ばれた「連立式天守」である点にあります。

男山からの眺めが特別な理由は大きく2つあります。1つ目は、この北西の方角から城を望むと、大天守の右下に「西小天守」、男山に最も近い手前中央に「乾小天守」、そして左の奥に「東小天守」と、連立するすべての小天守の配置を一度に捉えることができる点です。他に類を見ない圧倒的な複雑さと、堅牢な要塞としての姿がこの見事な配置から浮かび上がります。

2つ目は、その絶妙な「高さの逆転」です。息を切らして198段の階段を登り切った男山の頂上は、標高約57.5m。これは、姫路城が建つ「姫山」の基盤(標高約45.8m)よりも10m以上高い位置にあります。そのため、城を見上げるのではなく、眼下に3つの小天守の複雑な屋根の重なりを見下ろしつつ、そびえ立つ大天守の中層部とまさに「水平に目が合う」視線となるのです。城の真の立体感とスケールを最も正確に把握できる、比類なき特等席と言えるでしょう。

撮影のヒント

  • 場所男山配水池公園(山頂広場)
  • 撮影のヒント大天守を囲むように、右下に「西小天守」、手前中央に「乾小天守」、左奥に「東小天守」と、3つの小天守すべてが視界に収まる完璧な構図が狙えます。
  • マナーと注意点絶景に辿り着くには198段の急な階段を登る必要があります。歩きやすい靴で、水分補給を忘れずに。

ここで撮る

男山配水池公園
34.841932, 134.689975
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