宮原眼科の赤レンガの外観、いつもの行列
Taichung — 2025年2月

台中の不思議 — 眼科医院から
生まれた絶品スイーツ

宮原眼科 — 妻との二人旅、日月潭からの立ち寄り

Taichung / 台中・宮原眼科 2025年2月 妻との二人旅 写真 21枚

「宮原眼科」―― この名前を聞いて、誰もが想像するのは眼のお医者さんでしょう。しかし、台湾・台中にあるこの宮原眼科は、なんと行列の絶えないスイーツの名店なのです。日月潭を発ち、台中の高鉄駅へ戻る途中に立ち寄りました。

1927年、日本人眼科医・宮原武熊博士によって建てられたこの建物は、台中最大規模の眼科診療所として知られていました。戦後は「台中市衛生院」として使われたのち、パイナップルケーキで有名な日出グループが買収。赤レンガの歴史的な外観をそのままに、内部を大胆に改装したのです。

宮原眼科

一歩足を踏み入れると、そこは中世の図書館のような空間。天井からは巨大な金魚が吊るされ、歴史的建造物とは思えない幻想的な世界が広がっています。

天井から吊るされた巨大金魚
天井から吊るされた巨大金魚
とにかくディスプレイが美しい
とにかくディスプレイが美しい

1階には「宮原冰淇淋」のアイスクリーム専門店、「宮原珍奶」の飲み物店、そして「日出宮原店」のお菓子売り場が。とにかくディスプレイが美しいのです。

2階には台湾料理やスイーツ、アフタヌーンティーを楽しめるレストラン「醉月樓」があります。階段を上がると、耐震補強もしっかり施された、また違った世界が待っていました。

二階のレストランに上る階段
二階のレストランに上る階段
醉月樓
醉月樓
かなり耐震補強されてるようです
かなり耐震補強されてるようです

醉月樓での食事は格別です。特に印象的だったのは「紹興酒紅燒肉百頁結」。鮮やかな赤と白のパンに、紹興酒で甘く煮た角煮と百頁結(結び湯葉)を挟んでいただく一品でした。それでは、出てきた料理を順番に紹介します。

紹興酒紅燒肉百頁結
紹興酒紅燒肉百頁結

付き出しの芋のチップスに始まり、モロヘイヤのチーズ揚げ、そしてピラミッド状に盛られたカラスミ炒飯。どれも丁寧で、目にも楽しい。

付き出しの芋のチップス
付き出しの芋のチップス
モロヘイヤチーズ揚げ
モロヘイヤチーズ揚げ
右側にカラスミ炒飯
右側にカラスミ炒飯

そして主役の紹興酒紅燒肉百頁結。赤と白のパンに、とろとろの角煮と結び湯葉を挟んでいただきます。パンが肉の脂をほどよく吸い取ってくれて、これがまた絶妙なのです。

赤と白のパン
赤と白のパン
角煮と百頁結をパンで挟んでいただきます
角煮と百頁結をパンで挟んでいただきます
パンが肉の脂を吸い取ってくれる
パンが肉の脂を吸い取ってくれる
カラスミ炒飯
カラスミ炒飯
お茶もこんな感じで出されます
お茶もこんな感じで出されます

カラスミ炒飯は最後まで美味。お茶もこんなふうに美しく供されます。あまりにもったいなくて、茶葉は使わずに持ち帰ってしまいました(笑)。

もったいなくて使わずに持ち帰りましたw
もったいなくて使わずに持ち帰りましたw

そして、この宮原眼科の何よりの魅力。それは、1階でいつも行列ができている人気のアイスクリームやスイーツを、レストランでは並ばずにゆっくり味わえることです。ここから2品選べたのですが、これが激ウマでした。

ここから確か2品選べたかな?
ここから確か2品選べたかな?
1階で並ばなくてもここなら食べられる、激ウマ
1階で並ばなくてもここなら食べられる、激ウマ

醉月樓のメニューです。私たち夫婦は「2人コース」を注文しました。アラ還夫婦ふたりには、少し量が多かったかな。

ここから2つ選べます
ここから2つ選べます
メニュー
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ふたりで1,540ニュー台湾ドル、約7,200円。歴史ある空間で、これだけの料理とスイーツを、行列に並ばず味わえたことを思えば、じゅうぶんに価値のある一皿一皿でした。

ふたりで1540ニュー台湾ドルは 約7200円
ふたりで1540ニュー台湾ドルは 約7200円

宮原眼科は、歴史的な建物と現代のスイーツ文化が融合した、ほかにはない独特の空間です。台中を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。日月潭とセットで回るなら、帰りの台中高鉄駅のすぐ近くという立地も嬉しいところです。

📍 宮原眼科:台中市中區中山路20號(台湾)

初出(note):台中の不思議 - 眼科医院から生まれた絶品スイーツ(2025年2月公開)
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