ヤムドク湖とギャンツェ
Tibet & Xi'an 2016 — Day 5 / 11

ヤムドク湖とギャンツェ

2016.05.20(5月20日)

拉薩 → ギャンツェ 写真 23枚

ヤムドク湖とチベット犬

拉薩・ラサからチベット二番目の都市、日喀则・シガツェ市に向かいます。
下のGoogle Mapの赤線は、この日の走った経路です。距離にして約365キロメートル、最高度は海抜5000メートルを超えています。
拉薩を出てしばらく南西に進んだところある 大きな湖は、中国名:羊卓雍错、チベット名:ヤムドク湖といい、なんと海抜4450メートルにある塩湖です。
(この地図の右肩にある全画面表示アイコンを押していただくとより詳細な地図をご覧いただけます。)

石碑に刻まれた海抜4441メートルというのが写真だけをみると信じがたいと思いますが、空気の薄さはものすごく、拉薩に到着して三日目にもかかわらず高所に弱い私は 数歩歩くだけで疲れてしまうような状態でした。

石碑には標高4441メートルとあります
石碑には標高4441メートルとあります

さらにこの曲がりくねった細い道を登り続け、ふと下をみると それはもう美しいエメラルド色の湖が広がっていることに驚きます。

エメラルドカラーのヤムドク湖
エメラルドカラーのヤムドク湖

このカムパ・ラ峠では、世界的に有名なチベット犬、チベタン・マスティフをみることができます。
10人民元(約160円)払うと一緒に写真を撮ってくれます。中国の富裕層の間で取引されるようになり1千万人民元(1億6千万円)を超えるような値が付いたチベット犬もいるそうです。
写真をみて分かるとおり、太陽が近いためか日差しが強く、目を開けていられないほどです。

チベット犬
チベット犬
数十頭のチベット犬がいます
数十頭のチベット犬がいます

さらに走り続け周りを見渡すと万年雪残る6000メートル以上の山々が続きます。
祈祷旗(タルチョ)は高いところに掲げるという習わしがあるそうで、このような風景が至るところでみられます。

祈祷旗(タルチョ)
祈祷旗(タルチョ)

チベット犬を挟んで師匠と私で記念写真です。

ヤムドク湖とギャンツェ

チベット第三の都市・ギャンツェ

目的地である日喀则・シガツェ市に向かう途中、チベット第三の都市ギャンツェ市にある パンコルチョエデ(白居寺)とギャンツェクンブムに立ち寄りました。下の地図で赤線上にある黄色い(B)マークがギャンツェ市です。
(この地図の右肩にある全画面表示アイコンを押していただくとより詳細な地図をご覧いただけます。)

白居寺の入場券です。

表面
表面
裏面
裏面

この蝋が塗られた人形のようなオブジェの後ろにみえるのが白居寺・パンコルチョエデです。

白居寺・パンコルチョエデ
白居寺・パンコルチョエデ

左側にある仏塔が八階建てのギャンツェクンブムです。
​クンブムとは10万という意味だそうですが、内部にはすごい密度で仏像が並んでおり10万が大げさな数字ではないと感じます。
その中から、ほんの数点 仏像の写真を撮ったので掲載しておきます。

ギャンツェクンブム
ギャンツェクンブム

このような美しい仏像がもう無数にあります。

ギャンツェクンブム内にある仏像
ギャンツェクンブム内にある仏像
ギャンツェクンブム内にある仏像
ギャンツェクンブム内にある仏像
ギャンツェクンブム内にある仏像
ギャンツェクンブム内にある仏像

ところで、チベットの お寺に共通する違和感は、お寺の中で全くお線香をみかけないことです。
香港のお参りでは必ずお線香を使いますが、チベットではこの写真のように油に炎を浮かべています。みているとお参りに来る参拝者がポットに入れたバターを持参して、火が途切れないように継ぎ足しているのです。これもまた功徳のひとつなのでしょう。

先行ではなくバターで日を灯し続ける
先行ではなくバターで日を灯し続ける

ギャンツェクンブム内にあった非常に美しい曼荼羅・マンダラ。蚊帳のようなものに仕切られた部屋の中にありました。
これまでの私が思い描くマンダラは四角形だったのですが、チベットでみるマンダラはどれも四角部分をさらに円が囲っています。
こういったものも日本に伝わるあいだに少しずつ変化したのでしょうか。

曼荼羅
曼荼羅

記念撮影です。
この写真の右側の肖像画の下に「写真10元」と書いた張り紙が見えると思います。
実はこの仏塔の中で写真撮影をしていると、お坊さんに「おまえは10元払ったのか!!?」と鬼の形相で詰め寄られました。この許可書をみせると何事もなかったかのようにどこかにいってしまいました。
​ここで地獄の沙汰も金次第というのは不謹慎でしょうか。

写真撮影は有料!
写真撮影は有料!
ギャンツェクンブム内での記念撮影
ギャンツェクンブム内での記念撮影

チベット料理とダライラマ14世

きょうでチベット人ガイドとも三日目、拉薩から300キロも離れたシガツェで、夕飯は なにを食べようかという話になり、そういえばまだチベット料理を喰ってないとのことでチベット料理に決定。
四川人ドライバはかなり嫌そうでしたが’彼に拒否権はありません(^-^;
レストランは内装も凝っていてチベット感があります。
出てきた料理は我々日本人の口には合わないというか 味がしない。ガイドさんは「私たちチベット人は糖尿病になりませんョ」と胸を張るが、「そらそやろ!」とツッコミの一つも入れたくなる。しかしそこは抑えて大人の対応。
三日目で気心も知れてきたということもあり聞きたかったことを思い切って口にした。
「街中でもポタラ宮やお寺でもダライ・ラマ14世以外の写真は見掛けるが14世の写真はないね?」
すると彼はちょっと周りを見回してから、
「ダライ・ラマ14世の写真をどこかに掲げたり持っていてはいけないのです。もし持っているのが公安に見つかると罰金刑です。」
そこで一息つくと、少し顔を寄せ更に小さな声で
「でもチベット人の多くは部屋の箱の中にカギがかかるようにして、その中に飾っているんですよ。」
と教えてくれた。
​チベット料理が彼の心をリラックスさせたのか、それとも日本人なら問題ないと思ったのか、少しだけ彼の本音が聞けた夜だった。

街一番のレストラン
街一番のレストラン
レストランの天井
レストランの天井
内装がいいですね
内装がいいですね
見た目はいいのですがチョー薄味
見た目はいいのですがチョー薄味

我々の滞在したホテル
扎西曲塔酒店 住所:日喀则地区日喀则市雪强路2号 電話番号:0892-8830111

滞在したホテル
滞在したホテル

荷物を二階の自分の部屋まで運んだだけでベッドで動けなくなった私の惨めな姿。

荷物を部屋に入れただけでへたばる私
荷物を部屋に入れただけでへたばる私
初出(note・2024年公開):#010 ヤムドク湖とチベット犬#011 チベット第三の都市・ギャンツェ#012 チベット料理とダライラマ14世
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