ケルン大聖堂
Deutschland 2014 — ケルン

ケルン — 最悪で最高の街、そしてフォトキナ

2014.09.17–19

ケルン 2014.09.17–19 写真 16枚

最悪で最高のケルン

ドイツを10日ほど旅するのでフランクフルト空港のHertzでレンタカーを借りました。

予約時にベンツEクラスをリクエストしていたはずが、マツコデラックスばりに巨大なお姉さんが 「あるのはボルボよ!」と有無を言わせず俺を睨みつけてきます。
「そんなバカな!」という怒りをぐっと抑えてニッコリ微笑む。
マツコに刃向かうほど愚かではない私です。
ドイツで北欧車に乗るのもなんだかなぁと、追加料金 支払うのでワンクラス上にしてくれる?
とお願いしたら、マツコがニッコリ了承、このベンツCLSステーションワゴンのディーゼルとなりました。

中央のベンツCLSステーションワゴン
中央のベンツCLSステーションワゴン

旅程は、ケルンPhotokina に参加したあと、ハイデルベルグで古城巡り、シュツットガルトでポルシェ・ミュージアム訪問、最後にずーっと南下してディズニー白雪姫のお城のモデルになったといわれる、ノイシュバンシュタイン城、その後 ニュルンベルクまでこのCLSにお世話になりました。

ノイシュバンシュタイン城を激写する男達
ノイシュバンシュタイン城を激写する男達

さて問題のケルン二日目、ちょっとドイツに慣れてきました。
宿泊しているホテルのスタッフには駐車場はないけどこの周りは見て判るとおり駐車しても大丈夫と云われていました。
実際 ドイツ、少なくともケルンでは道路脇に車止めがあり自由に止められる、もう路駐天国という感じ。

左には無料駐車スペース
左には無料駐車スペース

その日の夜、ホテルに戻ってきたらこれまで停めていた駐車スペースが満車でもう空きがありません。
ちょっと離れた数台停まっているところに一台空きがあるのを見つけたので、これ幸いと停めて宿に戻りました。
翌朝 オヤジの習性でいつも通り早起きして朝食を階下のパン屋に食べに行ったのです。

滞在中お世話になったパン屋
滞在中お世話になったパン屋

食べ終わり、腹ごなしの散歩でそこら辺を歩く・・と、昨晩クルマを駐車したところで、なにやら朝市をやっている・・・・うん?
って俺たちのクルマは・・・消えてる・・・絶句、そして脇汗大量放出!

昨日 クルマを止めたところで開かれてる朝市
昨日 クルマを止めたところで開かれてる朝市

どうやら駐車禁止の場所に止めていたようだ。昨晩隣に停まっていたクルマはタイミングを知っててちゃんと別の場所に持っていったのでしょう。
愚かな旅行者のクルマはレッカー移動か・・・嗚呼
警察に行こうにもよくわからない、途方に暮れながら朝市で布を売っている優しそうなおばさんに状況を説明してみる。
幸いにも英語が通じて

「まぁ あなた達 大変ね〜 私の主人も以前レッカー移動されたのよ! じゃあタクシーで ここに行きなさい。そこにあるはずよ」と。
しかもタクシーを止めてドライバーに行き先を事細かに説明までしてくれたのです。

そしてそのタクシーが連れてきてくれたのは警察ではなく委託されたレッカー業者でしょうか。

レッカー業者の事務所
レッカー業者の事務所

奥にはちゃんと我々のクルマが!
思わず涙ぐむ、男泣き。

ホッとして涙ぐむバスターさん
ホッとして涙ぐむバスターさん

146ユーロの違反料金を払うとすぐに出してくれました。
無事引き取ったあと、もう一度あの親切なおばさんの所に戻って少額のお礼を渡そうとしたけど、なんどお願いしても「ナイン・ナイン・ナイン!!!」と 頑なに拒否されます。
まさか「10ユーロじゃ足りない999ユーロよこせ!」といってるわけはなく 「ノーノーノー」でしょう。

優しいドイツのおばさまとバスターさん(撮影 by TJ)
優しいドイツのおばさまとバスターさん(撮影 by TJ)

せめてもの記念にと写真を一枚撮らせてもらったのがこの写真です。
10年たってPhotokinaで何が発表されたかをすっかり忘れても、レッカー移動事件と優しいおばさんは決して忘れられない思い出になるでしょう。

”と10年前に書いていたのだが、まさに新製品は全く覚えてない!!”
まさに最悪で最高の思い出となったケルンでした。

Photokina 2014訪問

2014年 9月17日 ドイツ ケルンのPhotokina初日(開催日2日目)はわたしにとって記念すべき日でした。
満を持して持ち込んだソニーのレンズカメラQX100ブラケット、ソニーブースを始め、どこにいって多くの人が興味を示してくれたことを覚えています。

*果たしてこのソニーの革新的モデルを覚えている人はどのくらいおられるでしょうw

Sony DSC-QX100 用ブラケット試作品
Sony DSC-QX100 用ブラケット試作品

まず一番最初にいったソニーの新型レンズカメラ QX1ブースでは、そのレンズカメラの説明担当の人たちを巻き込んで、わたしのデザインコンセプトや、活用方法を紹介しました。
もちろん お世辞半分だと思いますが、「是非売り出してくれ」とか、「俺に一台売ってくれ」、「いつ売るんだ、名刺くれ!」と嬉しい声をかけてくれました。
それ以外にも富士フイルムブース、ライカブースでも兎に角 注目の的になれた人生最良の日でした。
写真は、ソニーブース、フジブース、ライカブースでみんなに囲まれてどや顔で演説するTJです

Sonyブース
Sonyブース
Sonyブース
Sonyブース
ライカブースでもドヤるTJ(今だと恥ずかしいです)
ライカブースでもドヤるTJ(今だと恥ずかしいです)
Fujifilmブース
Fujifilmブース

これって Sony製品なんですけどね、そもそもこのレンズカメラが話題先行であまり売れなかったので私もサンプルを数台作っただけなんですけどね。

ケルン大聖堂

10年前に初めて ドイツ・ケルンで開催される世界最大のカメラショー Photokina 2014に行きました。

ただ2020年頃だったか、このカメラショーも70年の歴史を閉じてしまったのですよね、カメラショーというより古くからの仲間が集まる同窓会みたいで楽しかったんですけどね。
インターネットの成長で、カメラ関連の新製品発表もわざわざリアルなショーでやる意味がなくなったということなんでしょう。
Photokina見学がメインではあるのですが、折角ドイツまでいくんだからとフランクフルト空港でレンタカーを借りケルンを含むドイツのいくつかの都市を周り、最後にプラハまで足を伸ばしたのです。
少しずつアップしていこうと思いますが、まずはケルン大聖堂の夜景をどうぞ。
今回持参したカメラボディは Fuji X-Pro1、レンズは単焦点の XF 35mmF1.4 とXF 56mm F1.2、ズームレンズはXF 18-55mm F2.8-4の三本。
しかし実際にはほとんど全ての写真を35mm F1.4で撮影しました。
やっぱりこのレンズの画角(35mm換算 52mm)が気持ちいいし、ボケ具合も美しいんですよね。

ライン川の対岸から ケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋(ƒ/8.0, 35.0mm, 30s, ISO200)を撮影しました。
#写真をクリックするとFlickrで拡大表示します。

大聖堂はとにかく巨大でどうやって撮影すればいいのか試行錯誤、結局戻ってからみると駄作ばかり、修行が必要ということだけがわかりました。

大聖堂の前のレストランで腹ごしらえする私達一行
大聖堂の前のレストランで腹ごしらえする私達一行

昼食は大聖堂の前にあったイタリアンに。
ここら一帯はイタリアレストラン、ということで そこで働くイタリア人が多い気がします。
ローマ帝国によって作られた都市ということが関係しているのかもしれませんね。

大聖堂の下には4711が
大聖堂の下には4711が

Wikipediaをみるとケルンというのはコロンの語源とのことで、その名の通りかの有名な4711が大聖堂の真ん前に大きな店を構えていました。ここが発祥の地だったんですね。
この大聖堂は入場料を払うとてっぺんまで登らせてくれます。
まさに「苦労は買ってでもしろ」という教えを体現してます。
金払ったならエレベータが普通ですよねw

動画:2014年 ケルン大聖堂の頂上まで登った動画

折角きたのだからと歩いて登ってみたが、もう地獄である。
階段は螺旋状で狭く、すれ違うのがやっと。
ということは一端登り始めれたら最後、後ろの人にせっつかれながら150mの頂上まで ほぼノンストップで登り切る覚悟が必要です。
まあ恥を忍んで後ろからの人に追い越してもらえばある程度は休めますが、あまり長く休むことは無理だと考えた方がいいですよ。

今後登る人は覚悟して登ってくださいね。
登ってちょっと広いところに出るが実はそこは塔の先端ではありません。
たぶんそこは左の写真にある茶色い大聖堂の真っ直ぐにそそり立っている部分の一番上だと思います。
そこから鋭角にそそり立った部分は再び階段で上ることになります。

大聖堂の内部
大聖堂の内部

内部もとにかく巨大。
さすがは世界最大のゴシック様式の建築物といわれるだけはあります。
厳かな雰囲気を全面に貼られたステンドグラスが盛り上げます。
(続く)

初出(note・2024年公開):最悪で最高のケルンPhotokina 2014訪問ケルン大聖堂
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