Fragment

一月ぶんの香港成分を、旺角で

香港・旺角 先達廣場/星際城市

旺角の歩道から見た先達廣場の入口。金色の「先達廣場」の文字とSINCERE PODIUMのガラス扉、行き交う人々
Sincere Podium / Mong Kok
ショーケースに並ぶ黒いXiaomi 17 Ultra。Leica銘のカメラリングと、手書きの黄色い値札
17 Ultraの棚
中古スマホの値札。小米17 Ultra 16+512GBがHK$6,680、15 UltraがHK$4,980、Redmi Turbo 5 MaxがHK$2,880
二手の値札
「SIM CITY 星際城市 潮流發燒友集中地」の看板の下、エスカレーターへ向かう人の流れ
星際城市(シムシティ)
白飯の上に照りの出た燒鵝と縁の紅い叉燒が並び、菜心が添えられた双拼飯
叉燒と燒鵝の双拼飯

いよいよ一月近く香港を離れるので、発つ前に香港成分を注入しておこうと旺角へ出て、まずは腹ごしらえに頼んだ叉燒と燒鵝の双拼飯が、白飯の上に照りの出た鵝の皮と縁の紅い叉燒が並んで菜心が一束添えられただけの、この街ではどうということのない一皿なのに、しばらく食べられないと思うと妙に旨く、それから足を向けた先達廣場では、金色の看板の下をくぐっていつもの棚を覗けば、二手の札に小米17 Ultraの16+512GBが全套國行でHK$6,680、15 Ultraが港版でHK$4,980、Redmi Turbo 5 Maxが16+512GBでHK$2,880と並んでいて、自分がいま使っている機種の中古相場を眺めるのは我が身を値踏みされているようで少しおかしく、その足で回った星際城市では、「潮流發燒友集中地」を名乗る看板の下、エスカレーターへ吸い込まれていく人の流れをしばらく眺めながら、ここにまた一月来られないとなるとやはり寂しく、いや正直に言えば、深圳の電脳街に行けないことのほうが、もっとこたえるかもしれない。

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