【2026年7月12日確認】香港から中国本土への個人間送金は、香港IDカード保有者1人につき、各参加機関ごとに1日HK$10,000・年HK$200,000が上限です(同名義口座向けの1日RMB80,000枠とは別枠)。参加機関と対応チャネルは随時更新されるため、最新情報は香港金融管理局(HKMA)のPayment Connect公式一覧で確認してください。以下は2025年9月3日にHSBCで試した記録です。
本日 9月3日、HSBC香港から届いたメールを見て、新しく始まった「Payment Connect」を早速試してみました。

まず、私自身のHSBC香港の口座から、中国本土で持っている私の中国工商銀行(ICBC)の口座に 1000人民元を送金。
結果は驚くほどスムーズで、ほんの数秒で着金しました。香港内でFPSを使うのと同じ感覚で、国境をまたぐ送金ができてしまったのです。
HSBCのスマホアプリにすでにこんなメニューがありました。

これはどんなサービス?
「Payment Connect」は、香港の銀行口座から中国本土の個人口座へ、リアルタイムで人民元を送金できる仕組みです。(香港ドル口座から送金する場合には口座内で人民元に両替した上での送金となります)
香港から中国本土への即時決済送金
HSBC香港アプリやオンラインバンキングで利用可能
対応銀行の個人口座に数秒で着金
HSBC側の現地手数料は無料(両替を伴う場合は為替レートが適用)
いわば “クロスボーダーFPS” と呼べるサービスだと感じました。従来の国際送金に比べると「早い・安い・簡単」が際立っています。
従来送金との違い

対応銀行一覧(2025年9月3日の初出時点)
香港側
HSBC(香港上海銀行)
Bank of China Hong Kong
ICBC Asia(中国工商銀行(アジア))
China Construction Bank Asia
Hang Seng Bank
Standard Chartered Bank
中国本土側
中国工商銀行(ICBC)
中国銀行(Bank of China)
中国建設銀行(CCB)
中国農業銀行(ABC)
交通銀行(BOCOM)
招商銀行(CMB)
⚠️ 初出時点では、本土側銀行からも同様に送金可能とのことでしたが、「クロスボーダー即時受取サービス」の有効化が必要なのか、わたしの中国工商銀行(ICBC)にはこのメニューがありませんでした。現在の参加機関・方向別の提供範囲は、上記のHKMA公式一覧を優先してください。
まとめ
従来の「高コスト・遅い・複雑」から、Payment Connectで「安い・瞬時・簡単」へ。
香港居住者が家族への仕送りや学費、給与、公共料金などを送金する際に大きなメリットがありますし、我々のような香港駐在者も中国での手元小口現金の手当には便利だと思います。
まさに“クロスボーダーFPS”だと感じます。
香港において、FPSが香港生活の必需品になったように、Payment Connectも香港と中国をまたぐ生活者にとって「必須インフラ」になるかもしれませんね。