香港HSBCの外貨引き出し事情 - 時代とともに変わるサービス
初出:2024-12-14
かつて日本への一時帰国を前に、必ず立ち寄っていたのが香港HSBCでの日本円の引き出しでした。
しかし、日本国内でのコンビニATMの普及、特にセブン銀行の登場(2000年代初頭)により、事前の日本円準備の必要性は大きく低下しました。
それでも今回、HSBC 旺角支店で日本円を引き出す機会がありましたところ、ちょっとした発見があったのでシェアします。(すでにご存じの方も多いと思いますが)
窓口の店員さんが教えてくれたのは、同支店地下のATMコーナーに設置されている外貨専用ATM(Foreign Currency ATM)の存在です。このマシンでは米ドル、ユーロ、人民元に加え、日本円も引き出すことができるのです。
(1回 の上限40万円、複数回引き出しは可能でした)

実は先日のトルコ旅行の際、ユーロ引き出しでこのATMを利用したにもかかわらず、日本円も引き出せることには気づきませんでした。このATMは、口座に日本円やユーロ、人民元、米ドルの残高がある場合はそこから直接引き出すことができ、また該当する外貨口座をお持ちでない場合でも、その場で両替して引き出すことが可能です。
このForeign Currency Machine(外幣易)は香港内の多くの拠点(下のリンク参照)に設置されているようです:
それとちょっと驚いたのは、以前は日本円の入金で一定額以上(20万円か25万円を超える)の場合に手数料が課されていましたが、店員に確認すると「Long Long Time ago la」と、まるで昔話のように返答されてしまいました。
銀行サービスもテクノロジーの進化とともに大きく変わってきています。一昔前には当たり前だった手続きや制約が、いつの間にか過去の話となっているのです。香港の金融サービスの進化を実感させられる経験でした。
これまで外貨の引き出しには窓口に行かなければならないとお考えだった香港在住の日本人の方や、海外在住でも香港に口座をお持ちの方は、ぜひこの外貨専用ATMでの日本円などの外貨引き出しをお試しください。
香港HSBCの外貨引き出し限度額改定について(2025年2月実施)
初出:2024-12-25
前回ご紹介したHSBCの外貨専用ATM(Foreign Currency Machine)について、2025年2月23日より各口座種別で1日あたりの引き出し限度額が設定されます。限度額超過時は引き出し総額の0.25%が手数料として課されます。
なお、送金手数料についても改定がありますので、詳細は下のリンク先PDFを参照ください。
口座種別ごとの1日引き出し限度額:
一番気になる現金引き出しの限度額は、
Premier Elite:EUR4,000/USD4,000/JPY400,000
Premier:EUR3,000/USD3,000/JPY300,000 HSBC
One:EUR2,000/USD2,000/JPY250,000
個人総合口座:EUR1,500/USD1,500/JPY200,000
ということは、手数料無料での100万円の引き出しに必要な日数は:
個人総合口座:5日(200,000円/日)
Premier:4日(300,000円/日)
詳細はHSBCのウェブサイトでご確認ください: https://www.hsbc.com.hk/content/dam/hsbc/hk/docs/important-notices/notice-of-changes-on-bank-tariff-guide-feb-25.pdf